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    質問と答え

Q

某大手国際企業の駐在員として、現在ニューヨークに滞在中です。E-1ビザを保持しています。私の場合、非常に短期間で永住権が取得できるとうかがいました。本当でしょうか?

A

次のような場合には、最優先カテゴリー(管理職・重役)の申請が行えますので、1年弱で永住権を取得できる可能性があります。
・まず、過去3年間のうち1年間、管理職・重役としてあなたの会社の日本事務書で勤務していたこと。
・更に、今後、アメリカの事務所でフルタイム・終身雇用の従業員として勤務する予定であること。
しかし、あなたのようなケースでは、将来的に日本に帰るという駐在員としての現在の立場から、会社側が「アメリカの事務所でフルタイム・終身雇用の従業員として雇用する」という条件ではビザ申請を行うことを認めてくれない場合が多いようです。Eビザで働きながら永住権の申請を行うことは、移民法で認められており、法律上の問題は無いのですが、会社の雇用体系の中での矛盾が生じるため、なかなかビザスポンサーとなってくれない会社も多いようです。ですから、永住権の申請を始める前に、この問題に関して、会社側ときちんと話し合っておくことが大切です。尚、あなたが永住権を取得する際には、配偶者と、21歳以下の子供も同時に永住権を取得することができます。

弁護士・デビッド・シンデル
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