コンサルタントに聞く
アメリカでのお仕事探しの現状教えてください!第1弾
General Manager
斎藤 忠志さん
─現在の求人募集の状況をどうご覧になりますか?
ご存知の通り、現在アメリカ、日本ともに景気の状態は必ずしも良くありません。 昨年、一昨年と比べれば求人件数も、全体的にはかなり減ったと言わざるを得ない でしょう。しかし、そんな景況の中でも人材採用について積極的な業界、会社は、 まだまだあります。ただ、全体的に求人内容は、積極的な増員のための求人と言うより、 現状維持のための欠員補充型の求人が多いという事、また求人・求職の需給バランスが一 転して買い手市場になってしまったことから、求職者同士の競争が激化した事などが今の 特徴、そして傾向かも知れません。
─求人の多い業種はあるのでしょうか?
このような景況の中、一言でこの業界とあの業界が積極的
に人材採用を行っていると言うのは正直難しいです。ただ、
自動車関連業界や医薬関連業界などは景気の良い業界とは良
く聞きます。今は業界と言うくくりより一企業、一会社という
くくりで、景気の良い悪いがあるのかも知れません。─最後にアドヴァイスをお願いします
仕事探しにおいてタイミングも非常に重要なポイントです。
このような厳しい景況の中、今自分のチャンスを広げるためにも、
担当コンサルタントの方との連絡を密に行い、Jobマーケットの
状況を常に把握するなどの積極的な動き、またその方自身の考え
・納得が前提ですが、ある程度広い視野を持ちオープンな姿勢で
求職活動を行うことも、今出来る大切な事かもしれません。求人
マーケットは、その時その時で刻々と変わっていきます。我々は、
その変化を敏感に感じ・把握・そして予測する、ちょっと先を見た
キャリアアドバイスを行っていければと常に考えております。
提供:ProX J