コンサルタントに聞く
ACTUS Consulting Group, Inc.
Account Exective
松浦恵子 氏
外資系の会社にて4年働いた後に渡米。留学以前は事務職に就いていたこともあり、あまり人と接する機会が無かったと語る松浦さん。就職活動を始めてから現職に就くまで決してスムーズではなかったと言う彼女の経験を生かしたコンサルティングとは。
違った環境で違った仕事に挑戦
以前の会社で直接の上司がアメリカ人だったということもあって、語学力をアップするためにアメリカの大学に進もうと思いました。またその上司のやり方というのが日本人とは違うところがあって率直に興味を持ちました。日本で働いた経験がありま
したので、ぜひ違った仕事に挑戦してみたいと思い、卒業後はアメリカで就職しようと決意したのを覚えています。
自分に合った仕事
この仕事を選んだのは、人と話をするのが好きだったからというのが一番の理由でした。就職っていうのは恋愛みたいなもので、縁とでもいうのでしょうか。自分にあった会社を見つけるというのは大変ですね。第一印象は、働いている方々を見て一緒にやってみたいと思いました。一緒にいて勉強になる。実際に仕事をやってみると自分に向いているんではないかと思います。今から考えるとまさか自分がこういう仕事をしているとは思いませんでしたが、でもそれがまた面白い、予期せぬことがありますので。
「人は人によって磨かれるもの」と言う松浦さん。外資系の会社での4年を経て渡米を決意したことや、この職業を選んだのもこの言葉が根底にあるのではないだろうか。
この仕事の一番の魅力とは
やはりいろんな人と出会えることですね。普段は決して会えない人たちとお話が出来ることです。いろんな方に会うことによって自分も勉強して成長していける。ひとつの業界ではなく、いろんな業界や立場の方、普段は会えないような方にでも会えるのが醍醐味です。いろんな方とお話することで自分が磨かれて行く。知識も増えていくと思っています。
経験を生かしたアドバイス
就職活動の厳しさを自分で体験していますので、求職者の方の身になって経験に基づいたアドバイスが出来ます。やはり良き相談相手になりたいですね。カウンセラーではなくコンサルタントですので聞く一方ではなく聞いたものを消化し、自分の持っている知識や経験を生かして相手に返せるようになりたいです。登録者の方には信頼していただけるように、また安心して話して頂けるように心がけています。企業さんに対しても、聞くだけではなく提案も出来るようになりたいですね。
双方が幸せになること
人材派遣は製品を売る訳ではないですから難しさはあります。例えば30分の面接でいかにその方を把握できるか。長所短所を含めていかにその方に合ったお仕事をご紹介できるかというところにやりがいを感じています。やはりお礼を言われた時が素直にうれしいですね。人と企業の双方が幸せになれるようにというのが弊社のモットーですので、これからもコンサルタントとしてそういう風になれるようにと思っています。
最後に企業、求職者に向けてメッセージを伺いました。
求職者に向けてメッセージ
就職活動はいかに自分をマーケティングするか、いかに自分を売っていくかだと思います。そのためにもご自身を見つめ直し、理解した上で自己PRができるようにすること。また自身がオープンであることも大切だと思います。思いがけずに何かが出てくることもありますので、フレキシブルであることが最大の武器になると思います。
企業に向けてメッセージ
常に企業側と情報交換をして信頼関係を築いていく。企業様からのご要望を承るだけでなく、提案もしていけるよう、常に様々な業界の動向、最新の情報に目を向けるようにしています。求職状況を的確に把握して企業様の要求に対して迅速な対応を出来るように努めています。