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成功するレジュメの書き方10箇条
「就職活動を成功させるコツ」を身に付けるキャリア講座。毎回QUICK USA Inc.の山田幸生さんに現場からの提案・知恵を伝授して頂きます。今回は「レジュメの書き方」について、 他では教えてくれない法則を教えてもらいました。名づけて、 「成功するレジュメの書き方10箇条」。これは目からうろこ!



1.応募する職務内容やポジションを知ること


例えば、IT業界でセールスエンジニアを希望する場合は、技術面よりもセールス面をアピールするよう心がける。 また、一般的なセールス/マーケティングの分野では、「何を」「どのようにして」販売し、売上にどれだけ貢献し たか等を記述するよう心がける。また、学位や資格等も最大限にアピールする。特に転職を希望している経験者であ れば、これらは重要な要素となる。要は応募するポジションによってレジュメを書き分けること。決してGeneralなレジュメではダメだということを理解しておく。

2. 採用担当者は1人のレジュメを見るのに30秒程度しか時間を割かない

企業の採用担当者は多忙のため、レジュメを手にしてから30秒間で決まると言っても過言ではない。この時間内に最大限アピールできるようにレジュメを仕上げることが重要である。採用担当者の目を引く単語がどれだけ多く含まれているかが成否のカギとなる。更に「レイアウト」、「フォント」、「文字の大きさ」等に気をつけることも重要な要素である。

3. 第3者にヒアリングをしてもらってから書く

人と対話しながらバックグラウンドを書き出していくことにより、今まで気づかなかった部分や隠れた部分を再発見することができる。さらに対話することで実は仕事に生かせるすばらしい経験や体験をしていたりする場合も多々あるので、是非とも実践してみることをお勧めする。

4. 応募する職務内容や直接仕事に関係しないことは記述しない

新卒者に多く見られるが、趣味等の記述は応募するポジションに関連性があると判断できれば記入してもかまわないが、そうでない場合は避けるべきである。例えば、IT業界の技術者に応募する際に記述する内容は、おのずと必要なスキルや経験になる。間違っても「Interest」などの項目を設けて「趣味は映画鑑賞」等としてはならない。ただ、旅行業界に応募する際に「趣味は旅行」とするのはプラスになる可能性も無きにしも非ずである。レジュメからは多くの事が見て取れる。中でも書き方一つでその人の英語力や人物像まで推し量れるため、細部にまで注意を払う必要がある。

5. レジュメをFAXする際は慎重に

最近ではレジュメを送付する場合はE-Mailが一般的だが、もし、FAXで送付する際は家庭用のFAXよりもビジネス用のFAXを使用すること。
いくら完璧にレジュメを仕上げたとしても、送付したレジュメのフォントがつぶれていたり、不鮮明になってしまってはその場でチャンスを逃してしまうことになりかねない。くれぐれも気をつけるべき点である。

6. レジュメ作成ツールの使用はなるべく避けること

レジュメは求職者自身を映し出すものであり、この重要な作成作業に巷のレジュメ作成ツールを使用すれば、他と同じで特徴がなくなる。基本的な形式等を参考にするのには良いが、更にワンランク上を目指すならオリジナルがベストである。

7. 常にコンペティターは50人以上いると想定して作成を心がける

現在、企業が人材募集をした場合、それに対する応募者は、少なくても50人以上の募集が殺到している、と思ってレジュメ作成を心がけること。通常、企業が募集をする場合は複数のエージェントに依頼をするのが一般的である。そして各人材紹介・派遣会社は選りすぐった求職者を複数名紹介している。更に面接まで辿り着けるまでにはかなりの難関を突破していかなくてはならない。

8. 学校などのレジュメ作成指導は、真に受けずホドホドに

新卒者に多く見られるが、学校などでレジュメ作成指導を受けて作成されたものは実社会とズレているケースがほとんどで、マニュアル化されているため全てが同じである。それ故に人材紹介・派遣会社のみならず企業の採用担当者に対しても良い印象をあたえることは難しい。やはり現実を理解し、実社会で働く先輩等にアドバイスを受けたり、レビューしてもらうのもレジュメ作成においては重要である。

9. 新卒者で職務経験がない場合はパートタイムも経験のウチ。しかし慎重に記述を

新卒者で職務経験がない場合はレジュメ作成が非常に困難であると思われるが、その場合は専攻科目等を詳細に記述し、より専門分野における知識や実習での経験をアピールする。パートタイムの職務経験も応募するポジションに関連しているものを記述する。例えば、アカウンティングのポジションに応募するのに間違ってもウェイター・ウェイトレス等のパートタイム経験等は記述してはならない。 企業が求めている人材は即戦力の人材で、実際の経験はなくともその職種にフィットすることを最大限アピールしなければならない。


10. 就職の可能性を広げるには複数パターンのレジュメを用意する

現在、企業が人材を採用する場合は欠員を補充するケースが殆どで新規に採用枠を設ける企業は少ない。これは求職者すべてに当てはまることだが、要はタイミングで如何にそれを逃さずにするかが重要なポイントである。
そこで一つでも就職の可能性を広げるために希望する職種・勤務地以外でも可能性があればチャレンジしていくようにお勧めする。そのためにも応募できるポジション毎にそれぞれのレジュメを用意するべきである。

提供:QUICK USA, INC.:山田幸生