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「MOUS」 マイクロソフト・オフィス検定
「MOUS」 マイクロソフト・オフィス検定
「MOUS」とは?
MOUSとはMicrosoft Office User Specialistの略。マイクロソフトのOffice製品に含まれるExcelやWord、PowerPointなど、 誰もが日頃使っているアプリケーションソフトの利用能力を資格として証明できるマイクロソフト主催の資格試験制度。 「Wordが得意」、「Excelのことなら完璧」と言っても、どれだけ使いこなせるかは言葉では表現しづらいものだ。 MOUS試験は実務で求められるスキルを客観的に測る指標として、世界168カ国、18の言語で実施されているワールド ワイドな実技試験である。合格者には世界共通の合格認定証が送られ、世界中どこにいってもその実務能力を証明する ことができる。MOUSは数ある資格試験の中でも、知名度・実力ともに最も注目を集めている試験のひとつである。
[試験概要]
・試験科目
マイクロソフトのOffice製品は、そのバージョンごとに新しい機能が追加されたり、改良されたりしている。 MOUS試験ではバージョンが違う場合、同じ「Word」などのソフトであっても、それぞれ別の科目と考えられる ことになる(資格のバージョンアップや更新制度はない)。試験科目は個々に独立しているので、最初から 上級レベルの受験も可能である。
現在実施されている試験科目は以下の通り(日本ではExpert=上級、Core=一般、Comprehensive=総合と記される)
「Office XP」 Word 2002 (ワープロソフト) Expert & Core Excel 2002 (表計算ソフト) Expert & Core PowerPoint 2002 (プレゼンテーションソフト) Comprehensive Access 2002 (データベース管理ソフト) Core Outlook 2002 (電子メール・情報管理ソフト) Core 「Office 2000」 Word 2000(ワープロソフト) Expert & Core Excel 2000(表計算ソフト) Expert & Core PowerPoint 2000(プレゼンテーションソフト) Core Access 2000(データベース管理ソフト) Core Outlook 2000(電子メール・情報管理ソフト) Core・試験方法
Microsoft Officeのアプリケーションソフトを使って、どれだけ要求された作業を確実に行えるかを判定する。 試験の形式はすべて実技試験。試験時間は45~60分。試験会場に用意されたWindowsマシンを使って与えられた 課題にひとつひとつ取り組む。問題はコンピューターの画面上に表示され、解答は問題文の指示どおりに アプリケーションの操作を行い、制限時間内に例文などを完成させる。筆記試験は一切なし。Macintosh対応の 試験は、現在は行なわれていない。
・試験会場&申し込み
試験会場は全国に9000以上あり、以下のリンクから最寄りの場所をサーチできる。 http://www.microsoft.com/traincert/mcp/OfficeSpecialist/
OfficeSpecialist_locator.asp
申し込みは会場で常時受け付けている。試験科目、日時は会場によって違うので注意が必要。
・レベル
Core(一般レベル):基本的な機能を効率よく利用して、一般的なビジネス文書やスプレッドシートを作成し、 その変更・印刷等の作業を行うことができるExpert(上級レベル):一般レベルで要求される基本的な機能を 充分理解した上で、用途や目的に応じて、環境設定・データの有効活用等の高度な機能を駆使した作業を行う ことができる
注:PowerPoint 2002は、Coreの内容だけでなく、Expertレベルに相当する内容を合わせた 「Comprehensive」となっている。
・受験料
アメリカでは基本的に一律125ドルとされている。
日本では以下通り。
一般レベル 10,290円(税込み)
総合レベル 10,290円(税込み)
上級レベル 12,390円(税込み)
(上記は一科目あたりの受験料)
・受験資格
特になし。年齢、国籍を問わず、誰でも受験できる。
[試験対策] 以下のリンクから試験対策教本&教材がサーチできる。
http://www.microsoft.com/traincert/mcp/officespecialist/
officespecialist_materials.asp
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提供:ProX J 文:杉浦大介