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「責任があるからこそ、やりがいがあるんです」



ITアウトソーシング・セールスエンジニア
蓼原祥太郎さん


蓼原さんの勤める Sumisho Computer Systems(USA), Inc.(米国住商情報システム株式会社)は、 住商情報システム株式会社(SCS)の現地法人として設立され、ニューヨークとダラスにオフィスを構え、 金融・流通・製造・公共・サービス分野に豊富なシステム開発、情報処理サービス等の実績を持つ。 蓼原さんは、その中のOutsourcing Division(ヘルプデスク)のプロジェクト・リーダーとして、 北米住友商事及び、その管理下にある北米、中南米、南米にある現地法人、一部関連企業が使用する コンピューターの運用管理、サポートを行っている。


縁の下の力持ち

蓼原さんが働くニューヨークオフィスでは、北米・南米あわせて約800人の社員が使用するコンピューター、 サーバー、インターネット及び通信用回線を集中管理しており、ヘルプデスクに寄せられる問い合わせは 月に500以上にもなる。ヘルプデスクでサポート専門の部署で働くのは蓼原さんを含めて5人。 その5人のスタッフ、他にネットワークの設計を行うネットワークマネジャー達と協力してトラブルの防止・解決に 全力を尽くしている。コンピューターが止まると業務が停止する、という昨今のビジネスの状況にあって、コンピューターが壊れてから 直していては間に合わない。それだけに、蓼原さんらヘルプデスクで働くスタッフの責任は重大だ。 「我々が常に考えなければならないのは、問題をいかに未然に防ぐか。社員がいかに効率よく、 そして快適に仕事ができるか」だと語る。特に重要なのは「問題を未然に防げるかどうか」だが、これは問題となる 兆しに、スタッフの一人一人が注意を払っていくしかないという。責任が重く、ストレスが多い業務だが、 「責任があるからこそやりがいがあるんです」と蓼原さんは胸を張る。

興味を仕事に

宮城県仙台生まれの蓼原さんは高校卒業後、石川県にある金沢大学工学部建築学科に進学。その後、ニューヨーク州 バッファローに程近い、St. Bonaventure UniversityでMBAを修得。英語漬けの環境に自らを置くために、あえて 日本人が少ない地域を選んで進学した。その結果、独立心や責任感、語学力はついたが、大学院での授業や慣れない 土地での生活は予想以上に大変だった、と蓼原さんは当時を述懐する。卒業に際し、日本での就職も考えたが、 大学院での2年間に物足りなさを感じ、アメリカでの就職を決意。その際、志望したのは、大学・大学院時代に集中 して勉強したコンピューターの知識を生かせる分野での就職。「今は、どんな仕事をするのでもコンピューターは 必要だし、自分のキャリアを考える上でコンピューター関連以外は考えられなかった」と語る蓼原さん。自分の興味を 追求し、それを自分の強みにした結果、自然に出てきた結論だった。

就職活動中のみなさんへ

蓼原さんが大学院を卒業した1994年もあまり景気が良かったとはいえない。しかし、「アメリカでもっと自分を試して みたい」という一心で就職活動を行ったと蓼原さんは話す。そして、新卒で実務経験が全くなかったにもかかわらず、 自身が希望していたコンピューター関連の職を得る。その後、3度転職した際も、多少の違いはあれ一貫してコンピューター に携わる業務に就いている。「現在も経済状況があまりよくないので希望の職を見つけるのは大変だと思います。 私のときも大変だったので、本当に良く分かります。特にアメリカでの就職活動は日本人にとって非常に競争が激しいので 大変だと思います。やはり、周りの人たちと同じ事をしていたら希望の職につくのは難しいですね。就職活動をする際には、 自分のやりたいことや、興味のある分野をよく考え、そして、そのために今日何をしたらいいのか、“調べて、考えて、動く” ということを続けていけば、必ずいい結果が出ると思います」と蓼原さん。現在就職活動中、そしてこれから活動する人たちに こうアドバイスを送る。

人を幸せにする仕事を

「今、自分がしている仕事が誰かを幸せにしているのかどうか分からないですが」と前置きし、自身の夢を、人を幸せにする 仕事をすること、と蓼原さんは語る。また、蓼原さんは、エンロンの会計監査を担当していたアメリカの五大会計事務所の 一つのアンダーセンが、エンロンの不正経営の粉飾決算の証拠となる資料を破棄し、証拠隠滅を図ったことについて、 「問題は、不正自体よりも不正を隠そうとした事。モラルや哲学の無さから起きた事件」と指摘し、一社員である前に 「哲学」や「モラル」を持ったバランスの取れた一個人として社会に貢献したいとも話す。蓼原さんが現在行う業務は、 相手がコンピューターや電話の向こうにいるため、目に見えるフィードバックは少ない。しかし、日々真摯な姿勢で業務に あたる蓼原さんやヘルプデスクのスタッフに感謝し、信頼を寄せている社員はきっと沢山いる事だろう。

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