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「人間性という部分も大切にしたい」



リクリーティングコンサルタント
中村ともさん


「スポーツ好きの人とはがんがん話せる」と言うTS Consulting International, Inc.の中村ともさんは自称体育会系。求職者との面接や企業へのセールスなど日々の業務をこなしている彼女は、パーソナルな部分への理解も人材を企業に紹介するにあたり重要な要素と語ってくれました。


こちらで大学を出て今の会社に入って6年目になります。日本の親会社は人材紹介派遣最大手のテンプスタッフ株式会社ですが、私が入社した時の米国法人TSコンサルティング・インターナショナルは規模も今よりももっと小さく従業員も数人しかいない状態で、会社が出来てまだ1年目でした。一候補者として何気なく登録に行ったところ、現在の社長に面接をして頂き「来ないか」という誘いに、ひとつ返事で入社しました。前向きな気持ちで頑張ろうと思ったことを覚えています。

現在の業務は求職者と電話でもしくは直接面接したり、企業との間とのいろいろとコーディネーションです。今はこれらの業務に加えて、電話やEメールを使って人材を探している企業、もしくはこれからお客様になり得る企業に積極的にアプローチもしています。

3年前からホッケーをやっています。仕事でうまくいかないことは日々ありますが、ストレスはホッケーで発散しています。小さい頃から俗に言う体育会系で、もともとじめじめと考え込まない人間なんですよ。 

短い面接ではその方の全てを知ることは出来ないですね。でも時にはスポーツや趣味の話しを通して、スキル以外のパーソナルティーな部分、経験だけではなく人間性の部分でもより深く理解出来るように努めています。日常の業務に於いても、企業と求職者とのマッチングがスムーズに行かないこともありますが、打たれても立ち上がるというか、体育会系のスピリットは今のこの仕事に生きていると思ってます。

バイリンガルの紹介ならぜひ中村さんにと言われるようになりたいですね。企業との信頼関係を築き、企業さんが一番最初に連絡をくださる存在であることが私の目標です。

私も日本で大学を卒業してこちらに留学をして就職活動を経験した者なので、その経験を踏まえた上で、多くの人の立場に立ってお話出来るかと思います。形の見えないサービスを提供しているので、やはり人と人とのコミュニケーション、連絡はとても大切に思っています。今まで印象に残っているご紹介例としては以前、二者択一を迫られていた方がいたのですが、自分にとって何が大事かということを毎日話し合いました。結局、私が指摘したポイントが決め手となって、私の紹介した仕事をとって頂き、3年以上たった現在もその会社で働いていらっしゃいます。やはり企業にも求職者にも喜んで頂くことが何よりもうれしいですね。

ー企業に向けてメッセージ

日系企業の動向やビジネスの傾向を新聞やインターネットで常に把握するよう努めています。企業がどういう人材を必要としているのかを的確に把握して適任者を推薦できるよう心掛けています。企業様とはお互いにいい関係、刺激になるような関係でありたいです。弊社では新しくスタッフィング部門とエグゼクティブサーチの部門を設けました。スターティングはエントリーレベル、事務色などの一般職に対してのご紹介。エグゼクティブサーチとは、非常に専門的な業種に於いて独自のリサーチを基にヘッドハンティングという形で人材発掘に務めております。今後はこの2つのラインに別けて、今まで以上に緻密なサービスを提供出来るようにと思っております。

ー求職者の方に向けてアドバイス、メッセージ

諦めないことです。アメリカで就職するということに対して、どれだけ強い意志を持っているかが就職の鍵となると思います。人材紹介に登録する場合は、一般公募していない企業にアプライできること。仕事の分野やポジションなど絞ったリサーチが出来るメリットがありますが、逆に出回っている仕事の全部を人材紹介社が持っている訳ではないので、やはり自分で探す努力も必要です。これだけ経済状況が悪いといわれるこの頃でも、就職が決まっている人はいます。インターネットや交友関係などあらゆるソースを有効利用し、いかに自分で動いたかということだと思います。

提供:ProX J  文:ケーシー谷口