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上司と部下の理想的な関係

Executive Vice President
荒木 勝也氏

大学在学中に留学したフィリピンで、海外生活の楽しさを実感。在学中は「絶対に海外で働こう!」ということに フォーカスをおいて、卒業後『POLA』に入社。見事、念願のフィリピン駐在を果たし、その後ニューヨークへ。 いつでも目標をたて、フォーカスをしぼって歩んできた荒木氏は、現在『POLA U.S.A. Inc., New York Office』 のExecutive Vice Presidentとして、駐在20年目のNYで活躍している。


荒木さんが慕った上司、理想の部下とは?

上司といっても、入社して間もない頃は、その上司にもさらに上司がいるクラスの人が、自分にとっての上司になりますよね。 その頃、私の回りには、2つのタイプの上司がいました。いわゆる“上を見るタイプの上司“と”下を見るタイプの上司”です。 私が慕った上司は後者のほう。彼は、もちろん上(彼の上司)の意見も聞きますが、下(私達部下)に常に目が向いていました。 私達部下のことを考え、上手に使ってくれたことで、彼は自分をアピールし、さらに上へ登っていきました。ところが、 前者のタイプの上司は、上しか見ることができず、私達部下に仕事を言い渡すことはしますが、交流やフォローはゼロ。確かに、 上からは可愛がられていましたが、下に支えられることの無かった彼は、落ちるのも早かったことを覚えています。下(部下)は、 力強い土台なんですよ。だから、私も部下を持ち始めてから、当時、自分が慕った上司を鏡に“下から支えられて結果を残せる ような仕事をしていこう”そう思い、現在もそれを実行しています。

部下でも友人でもそうですが、人として『責任感のある人』は好きですね。何事に対しても責任を持って取り組める人は、 何に対しても一生懸命じゃないですか。また、その『一生懸命』というのは、人を納得させる力を持っています。そしてそれは、 必ず成果に繋がり、結果となる、と私はそう信じています。私は、いち上司として、仕事の結果を“数字”として評価します。 とはいえ、私達は人間です。数字は確かに分かりやすいけれど、それはあくまでも目安。システマティックに、目の前にある仕事を 片づけるばかりが“仕事”ではない。前向きな態度や、仕事に対する一生懸命さを、私は見ていたいですね。つまり、全社員で、 まるっきり同じとは言いませんが、同じ目標をもって頑張る時間、またそれが達成できたときの喜びを、分かち合いたいですね。

私達の仕事は、セールスがメインです。「セールスマンは人の心を掴んで売る」と言いますが、そこの部分を大きく占めるのが 人間関係。正直言って、これは本当に面倒で難しい部分です。その代わり、何よりも魅力的でそして、楽しいのも事実。 20年以上もそれを経験している私が言うのですから、間違いないですよ。

荒木勝也氏 Profile

年齢/47歳
出身地/広島県
出身高校/広島県立沼南高校
出身大学/学習院大学経済学部
座右の銘・信条/前途洋々
NY在住歴/20年
提供:ProX J