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国務省査証課は、メキシコ、Ciudad Juarez（CJ）の米国大使館が、第3国出身者からの非移民ビザ申請受付を、2002年11月1日をもって停止することを明らかにしました。 National Visa Appointment Reservation System（NVARS）上でも、11月1日以降、CJでの面接予約受付が中止されることになりますので御注意ください。

CJでの、第3国出身者からの非移民ビザ申請受け付け中止について、当局は次のような2つの根拠を挙げています。①現在、在CJ米国大使館では、250､000件にものぼるVビザ申請を受け付けており、当初予定していたよりも多くのケースにおいて個人面談が必要となるなどの理由で、審査が思うようにはかどっていないこと。②CJでは、査証課公務員の補充が、非常に困難な状況にあり、本来38人の勤務が必要とされている査証課専門の公務員のうち、１５ポジションが空席になっていること、また、国務省査証課からは、こういった国境付近の事務所への人材補給案が提示されていないこと。

CJでは、勿論、今後も、Chihuahua、Durango、Coahuilaなどの地元の居住者からの非移民ビザ申請に関しては、受付を継続します。更に、CJでは、第3国出身者であっても、FM-3などのビザを提示できる場合には、同地域に居住している者やEl Paso地区（米国のニューメキシコ南部やテキサス西部）に居住してCiudad Juarezで働く者からの申請も受け付けていく方針を明らかにしました。