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H-1Bは日本人の間でも馴染みのあるビザの種類の一つですが、ここ最近では2008年度、2009年度をピークにその後年々、申請ペースが緩くなってきている現状にあります。今年も2011年4月1日より2012年度のH-1B申請が始まりましたが、2008年や2009年のような受付開始早々の年間上限枠到達というような事態には至らず、引き続き移民局は申請を受け付けます。
移民局の発表によると、受付開始日から1週目の4/7時点で、その総受付数が通常枠5,900件、修士号特別枠4,500件でした。去年度の1週間目に受け付けた数が、それぞれ 13,500件、及び5,600件であることを考えると昨年度よりも更にペースが緩くなっていることが伺えます。また引き続きの2週目を見ると通常枠が8,000件、修士号枠が5,900件（現在5月第3週目（5月20日）時点で、通常枠12,300件、修士号特別枠8,500件）を移民局は受け付けており、これは去年度の一週あたりの申請ペースとほぼ同じであり、このペースが大きく変わらない限り、恐らく2011年度終了（2011年9月30日）より数ヶ月後までは申請受付が続くであろうと予測されます。