アメリカ求人サイト「プロックスJ」を活用して、アメリカ就職・転職の勝ち組になろう!

アメリカ求人アイコン ビザアドバイス

2012/12/04
Vol.259  移民局による最近のビザ申請審査の厳しい現状(その3)

前回に引き続き、アメリカの政策調査機関であるthe National Foundation for American Policy (通称NFAP)が最近発表した移民局申請結果に関する調査報告を紹介します。今回はL-1B申請の質問状が届く割合についてです。

まずL-1Bビザについてですが、年間あたりの全申請に対し、2007年度が17%だったのに対し、2008年度には約3倍の49%にまで引き上がりました。更に2011年度に至っては既に上記の通り、63%という大変高い割合となっております。一方、2004年度の質問状の発行割合は、実にわずか2%でした。つまりこの7年もの間に質問状の発行割合が2%から63%に跳ね上がるという異常事態となっており、当初はほぼ質問状無しで認可を受けていたL-1Bが今では全体の2/3のケースが質問状を受けているのです。

L-1B申請に対する質問状発行割合一覧:

Year Request for Evidence Rate for L-1B Petitions

FY 2003 16%
FY 2004 2%
FY 2005 9%
FY 2006 9%
FY 2007 17%
FY 2008 49%
FY 2009 35%
FY 2010 44%
FY 2011 63%
弁護士 デビッド・シンデル
http://www.swlgpc.com/