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2013/07/02
Vol.273  移民局と米国移民法弁護士協会による会議から得られた会社査察に関する情報

今回は、労働局の賃金、労働時間局について議事録を紹介致します。

労働局の賃金・労働時間局 (The Department of Labor Wage and Hour Division) とのコーディネーションについて

18. FDNSと労働局 (DOL)の権限が重複しているエリアがありますが、特に、賃金・労働時間のエリアについて、FDNSと労働局(DOL)がどの程度連携しているのか教えてください。たとえば、労働局(DOL)の賃金・労働条件についての雇用主の義務、従業員の雇用場所や“benching”等に関する点です。例えば、2010年度に、FDNSが挙げた問題点の一つに、雇用主が労働局(DOL)が規定している賃金を従業者にきちんと支払っていないという点がありました。

現状、労働局(DOL)は、ほとんどのケースにおいて、FDNS情報にアクセスできません。FDNSと伝達がある労働局(DOL)の部署は、詐欺防止の仕事を扱っている部署です。これらの情報は、口頭でのコミュニケーションにて共有される場合がほとんどですが、この際、特定のケースの名を挙げて情報提供が行われることはありません。深刻な内容のケースや調査の必要があるケースの場合を除き、FDNSと労働局(DOL)の間には、日常的な情報伝達を行うコミュニケーションはありません。
弁護士 デビッド・シンデル
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