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2003/07/21
Vol.41  非移民ビザ面接に関する方針変更

これまで多くの日本の方に対しては非移民ビザの面接が免除されてきましたが、こうした措置は2003年8月1日をもって中止されます。米国国務省は国内の安全施策のため2003年8月1日より、ビザ業務の方針を変更します。こうした見直しの一つとして、この度ビザ発給前の面接が全世界的に実施されることになりました。今後ほとんどの非移民ビザ申請者は2003年8月1日より全世界的に米国総領事館、大使館等での面接が必要となります。
8月1日以降、ビザを申請する全ての日本国籍の方は面接が必要となります。例外として面接免除の対象となるのは、

* 外交または公用ビザを申請される方
* クルーリストビザを申請する方
* 日本国籍の乗務員:日本の航空会社に勤務する乗務員、または米国籍の航空会社にに勤務する日本人乗務員

またビザ免除プログラム参加国(日本は参加国)の国籍の方で下記に該当する方は面接が免除されます。

* 16才以下の方
* 60才以上の方
* 現在のビザの有効期間内または以前に発行されたビザが失効後1年以内に同じビザの種類の更新を米国外の居住地で行う方
* H-1B、Lビザを新たに申請する方

これらの変更により、日本国内の殆どの非移民ビザを扱う東京・大阪の領事部での申請受付方法は以下の通りとなります。
面接を必要とする方の場合
面接は予約制になり、予約が必要な方はファックス付きの電話から米国大使館ビザインフォメーションライン(03-5354-4033)におかけになりファックスで面接予約承認書を受信します。この承認書には面接日時、当日の手続き、必要書類等詳細な情報が記載されています。この予約手続きは承認書1通につき1、050円の費用がかかり、クレジットカードで清算されます。同時にビザを申請する家族は承認書は1枚で結構です。予約を行う際には、クレジットカード、申請者のパスポート番号、ファックス番号を手元に用意下さい。一旦予約がなされた面接予約承認書に対する返金、予約の変更はできません。面接日を変更される必要がある場合は、新たに面接予約承認書を取得する必要があります。面接予約は7月22日から開始されます。

今後、面接対象の申請書が従来の方法で提出された場合、面接予約方法のインストラクションと共に申請者に返却されます。面接に出頭するのは申請者のみです。日本語以外の通訳が必要な場合は、申請者に同行しても構いません。ビザスタンプは面接当日には発給されません。また、審査期間は個々のケースにより異なります。旅行代理店等によって事前にRDS(Remote Data-entry System)で提出された申請は面接後にデータ入力される申請に比べ手続きにかかる時間が短縮されます。

なお、那覇総領事館の非移民ビザ課では、申請方法を変更する予定はありません。従来通り月曜日から金曜日の8:30から10:30までは学生ビザ、11時まではその他のビザを受付ます。那覇の総領事館では沖縄にお住まいの方の申請を審査します。
面接が免除される方の場合
1. 旅行代理店を通じて申請する:

指定旅行代理店は申請書類を直接アメリカ大使館/領事館に提出し、審査終了後に直接受け取ることが出来ます。旅行代理店がRDS (Remote Data-entry System)を利用し申請した殆どの場合は、審査期間が短縮されます。

2. 郵送による申請:

お住まいの地域を管轄する東京のアメリカ大使館か大阪のアメリカ領事館に郵送で申請することが出来ます。 郵送で申請する場合、A4サイズの返信用封筒に返送先の住所を記入し、すべての書類が返送されるのに十分な切手を貼付します。申請書類は折り曲げないで下さい。審査には少なくても4週間は必要としていますが、ケースによって異なります。6-8週間の期間を必要とすることもあります。また混雑する旅行シーズンにはビザ申請も増加しますので、審査期間も長くなる可能性があります。 また、キューバー、イラン、イラク、リビア、北朝鮮、スーダン、シリア国籍の方はさらに審査期間を必要とします。